大阪市の解体工事 DIYで解体できる?

自分でできる範囲・できない範囲と失敗しない判断基準
大阪市で解体工事を検討している方から、近年とても増えているのが次のような相談です。
- 「解体工事ってDIYでできないの?」
- 「費用を抑えるために、自分で壊せるところはやりたい」
- 「一部だけなら解体しても問題ない?」
動画サイトやSNSでは、「自分で家を解体してみた」「DIY解体でコスト削減」
といった情報も多く見かけるようになりました。
しかし結論から言うと、大阪市での解体工事をDIYで行うことには、非常に大きなリスクがあります。
この記事では、大阪市で解体工事を検討している方向けに、
- 解体工事はDIYでどこまで可能なのか
- DIY解体が法律上・安全上どんな問題を抱えているのか
- 大阪市で特に注意すべきポイント
- DIYと業者依頼の正しい使い分け
を、解体工事の専門家の立場から詳しく解説します。
解体工事はDIYでできるのか?
まず最初に押さえておきたいのは、「解体工事=すべてDIY不可」ではないという点です。
ただし、できる範囲は非常に限定的であり、
間違った判断をすると大きなトラブルにつながります。
DIYで可能な解体作業の範囲
一般的に、DIYで行っても問題になりにくいのは、
建物の構造や安全に影響しない部分に限られます。
DIYで可能とされるケース
- 家具・家電の撤去
- カーテン・照明器具の取り外し
- 畳・襖・障子の撤去
- 内装材(クロス・床材など)の一部撤去
これらはいわゆる「内装解体」「残置物撤去」 の範囲であり、
構造体や建物の強度には影響しません。
DIYでやってはいけない解体作業
一方で、次のような作業はDIYで行うべきではありません。
① 建物の構造部分の解体
- 柱・梁
- 外壁
- 基礎
- 屋根
これらは建物の安全性に直結する部分です。
誤った順序で解体すると、倒壊事故の危険性があります。
② 重機を使う解体作業
大阪市の住宅密集地では、
- 隣家との距離が非常に近い
- 道路幅が狭い
といった現場が多く、重機作業は高度な判断と経験が必要です。
DIYでの重機使用は、事故・損壊・近隣トラブルの原因になります。
▼重機での解体工事の様子


③ 廃材の処分を伴う解体
解体工事で発生する廃材は、
産業廃棄物として扱われるものが多く、
- 木くず
- コンクリートがら
- 金属くず
などは、法律に従った処分が必要です。
DIYで解体した場合でも、
廃材処理の責任は施主自身にあります。
▼廃棄物の運搬の様子


大阪市でDIY解体が特に危険な理由
大阪市でのDIY解体には、地方や郊外とは違う特有のリスクがあります。
① 住宅密集地が多い
大阪市では、
- 隣家との距離が数十センチ
- 境界が非常に近い
といったケースが珍しくありません。
DIY解体による、
- 振動
- 騒音
- 粉じん
が原因で、すぐに近隣トラブルに発展します。
② 行政手続き・法令が厳しい
解体工事には、
- 建設リサイクル法の届出
- アスベスト事前調査
- 道路使用・占用許可
など、複数の行政手続きが必要です。
DIYではこれらを正しく把握・対応するのは非常に困難です。
③ 保険が使えない
DIYでの解体作業中に、
- 隣家を破損
- 通行人にケガをさせた
といった事故が起きた場合、業者の賠償責任保険は当然使えません。
結果として、すべて自己責任・自己負担になります。
DIY解体で実際に起きやすいトラブル
DIY解体に関する相談で多いのが、次のようなケースです。
- 思った以上に作業が進まない
- 廃材の処分先が見つからない
- 途中で危険を感じて作業を断念
- 結局、業者に依頼し直して費用が増えた
「最初から業者に頼めばよかった」という声は、決して少なくありません。
DIY解体からプロに切り替えて対応させていただいた事例
大阪市内で解体工事のご相談を受ける中で、
「最初はDIYで進めようとしたが、途中で不安になりプロに切り替えた」
というケースは決して珍しくありません。
実際に立ち会った現場でも、DIY解体の限界を感じたことがきっかけで、
専門業者への依頼に切り替えた事例がありました。
当初は「自分たちでできるところまでやろう」という判断
ご相談いただいたのは、大阪市内の戸建住宅。
当初は、
- 費用を少しでも抑えたい
- 空き家なので急がなくてもよい
という理由から、ご家族で 内装の解体や不用品の撤去をDIYで進める 予定でした。
実際に、
- 家具・家電の撤去
- 畳や襖の取り外し
などは問題なく進み、「思ったよりできそうだ」という手応えもあったそうです。
DIYを進める中で感じ始めた不安
しかし作業が進むにつれて、次第に次のような不安が出てきました。
- 壁を外したことで建物の強度が心配になった
- 天井裏や壁内に何が入っているのか分からない
- 粉じんや騒音が想像以上に大きい
- 隣家との距離が近く、万が一が怖い
特に大阪市の住宅密集地という環境もあり、「これ以上は自分たちでやるのは危険ではないか」
という判断に至りました。
プロに切り替えたことで一気に安心へ
そこで、解体工事の専門業者へ相談。現地確認を行ったところ、
- 建物の構造上、注意すべきポイント
- DIYで進めてよい範囲と、止めるべき範囲
- 今後の安全な解体手順
を一つずつ説明し、プロが本体解体を引き継ぐ形で工事を進めることになりました。
その結果、
- 重機作業や危険工程はすべて業者が対応
- 近隣への挨拶や養生も含めて任せられた
- 法令や廃材処理の不安がなくなった
と、施主様からは
「一気に肩の荷が下りた」
「最初から相談すればよかった」
という声をいただきました。
DIYと業者依頼の正しい使い分け
DIYが向いているケース
- 内装の一部撤去
- 不用品・残置物の整理
- 費用削減のための事前準備
業者に任せるべきケース
- 建物本体の解体
- 重機作業が必要な工事
- 廃材処理を伴う作業
- 近隣への配慮が必要な現場
「できるところだけDIY+本体は業者」
という使い分けが、最も現実的で安全です。
専門家からのアドバイス
解体工事におけるDIYは、
費用を抑える手段として魅力的に見える反面、リスクが非常に大きいのが現実です。
とくに大阪市では、
- 法令
- 近隣環境
- 安全管理
のすべてを考慮する必要があります。
「自分でできるか」ではなく、
「やっても問題ないか」「責任を負えるか」
という視点で判断することが重要です。
まとめ
- 解体工事のDIYはごく一部に限られる
- 建物本体の解体はDIY不可
- 大阪市では特に近隣・法令リスクが高い
- DIYと業者依頼の使い分けが重要
大阪市の解体工事は解体のカンダへ
大阪市で解体工事をご検討中の方へ。
「DIYでどこまでやっていいのか分からない」
「業者に頼むべきか判断できない」
そんな段階でも、相談はまったく問題ありません。
解体のカンダでは、
- 無料現地調査
- DIY可否のアドバイス
- 最適な解体プランのご提案
を行っています。
無理に契約を勧めることはありません。
まずは状況を整理するところから始めましょう。
この記事の監修者
