【施工レポート】羽曳野市 解体工事 part2

屋根・外部の事前準備から始まる、安全第一の解体初期工程
解体工事は、建物を壊す工程そのものだけでなく、
「壊す前」「壊し始め」の進め方によって、工事全体の品質が大きく左右されます。
part①では屋内の事前準備についてご紹介しましたが、
本記事では 屋根・外部まわりの事前準備から解体初期工程 に焦点を当てて、
実際の施工の流れを詳しくお伝えします。
屋根解体は高所作業となるため、
- 作業員の安全確保
- 近隣住宅への落下・飛散防止
- 建物全体のバランス管理
が特に重要な工程です。
解体のカンダでは「誠実で丁寧な施工」を最優先に、
一つひとつの作業を丁寧に積み重ねていきます。
外部養生の最終確認と、狭小地ならではの配慮
今回の現場は、住宅同士の距離が近く、
横方向への粉じん・破片の飛散対策が不可欠でした。
屋根作業に入る前に、
- 養生シートの張り具合
- 結束バンドや固定金具の緩み
- 風の影響を受けやすい箇所
を再度チェックし、必要に応じて補強を行っています。
このような「念のための確認」を怠らない姿勢が、
近隣トラブルの防止につながります。


▲隣家との距離が近い羽曳野市の解体現場で、足場と養生シートを隙間なく設置し粉じんや破片の飛散を防止している様子
外構部材・金属資材の整理は安全確保の第一歩
屋根解体に先立ち、敷地内に残っていた外構部材を整理します。
金属フェンスやフレーム、波板などが残ったままでは、
- 足元が不安定になる
- 落下物が跳ね返る
- 作業動線が確保できない
といった危険が生じます。
そのため、事前に分別・集積を行い、
高所作業に集中できる環境づくりを行っています。


▲解体工事前にカーポート部材や金属フェンス、木々などを分別・整理し、安全な作業スペースを確保している様子
庭木・植栽の撤去も解体工事の重要な準備工程
敷地内の庭木や植栽は、屋根解体時の障害物になるだけでなく、
落下物が引っかかることで思わぬ事故につながることもあります。
今回の現場でも、
屋根解体前に庭木を伐採し、枝葉をまとめて整理しました。
この工程を丁寧に行うことで、
- 作業範囲の明確化
- 重機導入時の安全確保
- 清掃作業の効率化
といった効果が得られます。


▲住宅解体工事に伴い庭木や植栽を伐採し、屋根解体に備えて敷地内を整理している様子
瓦屋根の解体は「一枚ずつ」が基本
瓦屋根の解体は、重機で一気に壊すことはしません。
瓦の下には大量の土が敷かれているため、
一気に崩すと落下事故や粉じん飛散のリスクが高まります。
そのため、
- 瓦を一枚ずつ撤去
- 瓦下の土を少量ずつ回収
- 下地材を確認しながら撤去
という順序で、慎重に作業を進めます。


▲瓦屋根の解体工事で、瓦を一枚ずつ手作業で撤去している様子
小屋組・梁が現れるまで慎重に解体
瓦と下地を撤去すると、
住宅を支える小屋組や梁が姿を現します。
この段階では、建物のバランスを見極めながら、
- どの部材を先に外すか
- どこを支点に作業するか
を慎重に判断します。
屋根解体は常に転落の危険を伴います。
そのため、作業員同士で声を掛け合い、
足元や踏み板の状態を確認しながら作業を進めています。


▲屋根解体が進み、木造住宅の小屋組や梁が露出している状態の様子
外観から見ても分かる、段階的な解体
外部から見ても、
屋根解体が計画通り段階的に進行していることが分かります。
無理に一気に壊さず、
工程を区切って進めることが安全で高品質な解体につながります。


▲屋根解体が進み、内部構造が見える状態となった木造住宅の外観
解体初期工程で大切にしていること
屋根・外部の解体初期工程では、
- 近隣住宅への配慮
- 作業員の安全管理
- 次工程を見据えた解体順序
これらを特に重視しています。
見えない部分こそ丁寧に。
それが、解体のカンダの変わらない施工姿勢です。
次回は
👉 【施工レポート】羽曳野市 解体工事 part③
「建物本体の解体工程」 を詳しくご紹介したいと思います!
