【施工レポート】羽曳野市 解体工事 part1

解体工事は「壊す前」の丁寧さで品質が決まります
解体工事と聞くと、多くの方が「重機で一気に壊す工事」「音や粉じんが心配」
といったイメージを持たれるかもしれません。
しかし実際の解体工事は、壊し始める前の準備工程こそが工事全体の品質と安全性を大きく左右します。
今回ご紹介する現場でも、解体作業に入る前段階として、
屋内の養生・分別・手作業解体・廃材管理を徹底して行いました。
このページでは、施工前の屋内準備の様子を、写真とともに詳しくご紹介します。
室内解体は「養生」がすべての基本
▼解体工事前に隣家との距離が近い箇所を養生シートで覆い、粉じんや破片の飛散を防止している屋内準備の様子


隣家との距離が非常に近い現場では、屋内外を問わず養生の質が工事の印象を左右します。
写真のように、解体前の段階から隙間なく養生シートを設置し、粉じんや破片が外部へ飛散しないよう万全の体制を整えています。
養生は「張ってあれば良い」というものではありません。
作業中にズレたり、隙間ができたりすると意味がなくなってしまうため、
- 固定位置
- シートの重なり
- 風の影響を受けやすい箇所
を一つひとつ確認しながら施工しています。
室内解体はすべて手作業で慎重に進行
▼木造住宅の解体工事前に室内の壁や天井を手作業で解体し、構造材を傷つけないよう作業している様子


屋内解体の多くは、重機ではなく手作業での解体が基本となります。
壁材・天井材・造作部分を一つずつ撤去し、構造躯体に不要な負荷をかけないよう慎重に進めていきます。
特に築年数の経った木造住宅では、
- 木材の乾燥具合
- 接合部の状態
- 見えない配線・配管
などを常に意識しながら作業を行う必要があります。
経験の浅い業者が無理に壊してしまうと、
想定外の破損や追加工事につながるリスクが高まります。
廃材は即時分別・即時回収で現場を清潔に
▼解体工事で発生した石膏ボードや木材をフレコンバッグに分別して保管している屋内の様子


解体工事中の現場が散らかっていると、安全性が低下するだけでなく、
「雑な工事をしている」という印象を与えてしまいます。
解体のカンダでは、
- 木材
- 石膏ボード
- 断熱材
- その他廃材
を発生した段階で分別し、フレコンバッグへ収納しています。
これにより、
- 作業動線の確保
- 転倒・事故の防止
- 産業廃棄物処理コストの最適化
を同時に実現しています。
家具・残置物の保護と搬出にも細心の注意
▼解体工事前に室内に残る建具や残置物を保護しながら撤去準備を進めている様子


屋内解体では、解体対象以外の部分を傷つけない配慮も欠かせません。
今回は、搬出経路を確保しながら、残置物を順番に整理・撤去しています。
狭い室内での作業ほど、
- 養生の位置
- 廃材の仮置き場所
- 作業順序
が重要になります。
室内解体後の状態を見据えた工程管理
▼屋内解体が進み、構造材が露出した木造住宅の内部の様子


解体工事は「どこまで壊すか」を正確に把握して進めることが重要です。
必要以上に壊してしまうと、
- 追加の補修
- 工期延長
- 費用増加
といった問題が発生します。
そのため、施工前に決めた解体範囲を遵守し、
次工程(屋根・外部解体)につなげる状態を意識して作業を進めています。
屋内解体完了後も清掃を徹底
▼屋内解体後に床面や周囲の破片を清掃し、次工程に備えて整えられた室内の様子


屋内解体が完了した後も、
次の工程に進む前に必ず清掃作業を行います。
細かな破片や粉じんを除去することで、
- 作業員の安全確保
- 外部への持ち出し防止
- 工事全体の品質向上
につながります。
「見えない工程」こそ、解体業者の姿勢が表れます
解体工事は、完成後に形として残るものではありません。
だからこそ私たちは、お客様の目に見えにくい工程ほど丁寧に行うことを大切にしています。
施工前の屋内準備を徹底することで、
- 近隣トラブルの防止
- 工期の安定
- 追加費用の抑制
といった結果につながります。
次回は、
👉 「施工前の屋根準備・足場・外部養生」について詳しくご紹介します!
